精神疾患の治療を目指した神経ネットワークの解析と操作
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| 演者 | 森島 陽介（University Hospital of Psychiatry, University of Bern Group leader） |
|---|---|
| 会場 | 東京都医学総合研究所 ２階講堂 |
| 日時 | 平成27年12月1日（火）16：00〜17：00 |
| 世話人 |
星 英司 副参事研究員（前頭葉機能プロジェクトリーダー） 新井 誠 副参事研究員（統合失調症プロジェクトリーダー） 糸川 昌成 参事研究員（病院連携センター長） |
| 参加自由 | 詳細は下記問合せ先まで |
| お問い合わせ |
研究推進課 普及広報係 電話（03）5316－3109 |
講演要旨
近年のニューロイメージング技術の発展によって、精神神経疾患では神経ネットワークの情報伝達の障害がある事が明らかにされてきた。しかしながら、これらのネットワーク解析の手法はいまだ発展途上であり、現在は様々な手法が試みられているのが現状である。
本講演では神経ネットワークの結合を理解する上で必要となるネットワーク解析の概要を解説するとともに、因果関係を持つネットワーク解析手法を用いた恐怖症のネットワーク解析、社会的行動のネットワーク解析の研究を紹介する。
最後に、JSTさきがけプログラムのサポートを受け、ベルン大学で開発している非侵襲脳刺激を用いて神経ネットワークを操作する手法について最新のデータを提示し、その精神神経疾患の治療への応用を目指しているアプローチを紹介したい。
