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演者 | 中島 孝 副院長(国立病院機構 新潟病院) |
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会場 | 東京都医学総合研究所 2階講堂 |
日時 | 平成28年3月28日(月) 16:30~18:00 |
世話人 | 中山 優季 副参事研究員(難病ケア看護プロジェクトリーダー) |
参加自由 | 詳細は下記問合せ先まで |
お問い合わせ |
研究推進課 普及広報係 電話(03)5316-3109 |
演者は、昨年11月日本で初めて装着型ロボットとして、医療機器認証を受けた「ロボットスーツHAL医療用(下肢タイプ)」に関して、医師主導治験を行っている。この医師主導治験の経緯について紹介し、基礎研究からの医師主導治験に発展していくためのポイントを解説する。さらに、治験でのアウトカム評価として、Patients Reported Outcome(PRO)を取り入れ、患者主体の医療提供のあり方について、医療関係者のみならず難病支援関係者全体に、難病とともに生きるための健康概念の変化についての実証を試みている。
本講演により、現在世界的なネットワーク化が急速に進み、IoT、ロボット、人工知能といった最先端技術の生活への到来を身近に感じるとともに、ケアの中でこれらの最先端技術が人のために機能するためのシステムや概念変化の重要性について認識を得ることが期待できる。