− この都医学研セミナーは終了しました。 −
演者 |
浜崎 景 富山大学 大学院医学薬学研究部 公衆衛生学講座(准教授) |
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会場 | 東京都医学総合研究所 2階講堂 |
日時 | 平成30年3月23日(金)13:30~ |
世話人 | 楯林 義孝(うつ病プロジェクトリーダー) |
参加自由 | 詳細は下記問合せ先まで |
お問い合わせ |
研究推進課 普及広報係 電話 03-5316-3109 |
魚の油に多いとされるω3系多価不飽和脂肪酸には、心血管系に対する抗動脈硬化作用や脂質代謝改善作用があることが知られていますが、最近ではメンタルヘルス(特にうつ病)の予防効果も報告されるようになってきました。その一方で、最近の日本では食の欧米化とともに魚の摂取量が減っており、特に若者での魚食離れは顕著なようです。そこで本講演では、我々が今までに行ってきた、若者を対象とした魚食と抑うつとの関連(Eur Psychiat 2015)や妊娠期における魚食と抑うつとの関連(J Psychiatr Res 2018)および血中ω3系多価不飽和脂肪酸と抑うつとの関連(Transl Psychiatry 2016)を紹介するとともに、諸外国で行われてきた調査と比較しながらレビューを行いたいと思います。